我が家のおチビは
小指の事を子や指と
ずーっとずっと
そう呼んでいました
可愛いくて
ずーっとずっと
直さずにいたのです
お正月だと言うのに
おチビとケンカをしてしまいました
まだおチビが
本当におチビだったころ
毎日
毎日
アレコレと
彩りや栄養など
考えて
少しでも
いっぱい食べてもらおうと
朝も
昼も
夜も
せっせとご飯を作りました
仕事をしている
私にとって
ご飯の時間は
大切なおチビやニィニとの
心と身体の癒しの時間
1日の疲れが
剥がれ落ちて
柔らかな
暖かい気持ちに包まれる
そんな
ママ冥利に尽きる
宝物の時間でもありました
また明日も
いっぱい食べようね
指切りゲ〜ンまん
小さくて
暖かい
紅葉の様な
可愛い小指で
しっかりと
私の指に絡めて
コロコロと
笑う顔を見るのが
大好きでした
そんな可愛いおチビも
お年頃
ママとのご飯の時間より
お友達とお喋りをしながら
ご飯を食べる時間が
楽しい時もある様です
おチビの好きな物を
作って
おチビのコロコロ笑う
顔を楽しみに待っていたのに
「今 お腹すいてなーい」
「さっき友達とマック食べてきた」
つれない返事が
重なる日々が続き
とうとう
私の中の龍が
眠りから覚めてしまいました
「じゃ もうご飯作りません
勝手にしてください」
あーー
やってしまいました
1番言ってはいけない
言葉…
もう時間を巻き戻す事は
出来ません
ホントはおチビと
一緒にご飯を食べられなくて
寂しかっただけなのに
寂しい😞と
ホントの気持ちを
言う事が出来なかったのです
また明日も
いっぱい
一緒に食べようね
指切りゲ〜ンまん
走馬灯の様に
私の中をぐるぐると
駆け回ります
親離れを迎え始めた
おチビと
子離れがまだまだ
出来ない私
いつのまにか
紅葉の様なおチビの手は
私と同じくらいの
大きさになっていました
おチビとケンカをした事で
蘇る
子や指の思い出
あと何回
おチビとご飯を
食べられるかな
ちょっと寂しい
カラダヨロコブご飯です
